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海上自衛隊 護衛艦 あまつかぜ型

「あまつかぜ」

1965.02.15 竣工
1995.11.29 除籍

DDG163

海上自衛隊初のミサイル護衛艦である。

船型はDE「いすず」型を発展させた遮浪甲板型を採用している。

基準排水量も護衛艦として初めて3,000tを超えた。

艦内の電子機器の関係からエアコン完備となり、居住性が格段に向上した。

艦の後半部分はSAM(対空ミサイル)関係の装備となっていた。

1967年(昭和42年)には船体中央部にアスロックランチャーを搭載した。

1978年(昭和53年)の改装で、SAMをターターからスタンダードSM-1 MRに換装している。

ほかにもソナーをSQS-23とし、三次元レーダーの換装も更新している。

竣工以来、1995年(平成7年)の除籍まで30年以上第一線で活躍した長寿艦で、一時は海上自衛隊のシンボル的な存在でもあった。


主要諸元
基準排水量 3,050t
全長 131.0m
全幅 13.4m
深さ 8.6m
吃水 4.2m
出力 60,000PS
速力 33kt
乗員 290名
主要装備 SAM単装発射機×1
76mm連装速射砲×2
短魚雷落射機×2
旋回式ヘッジホッグ×2


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