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旧日本軍 戦跡 震洋の格納庫

三保内浜海水浴場周辺

静岡県 静岡市 清水区 三保

太平洋戦争の末期、アメリカ軍の本土上陸を想定した戦いに備えて、水上特攻隊の震洋特攻隊が編成された。

震洋艇は、長さ6mほどのベニヤ板でできたモーターボートで、弾薬を積み搭乗員もろとも、敵艦に体当たりする作戦だった。

実際には5隻しか配備されず、実戦では使われないまま終戦を迎えた。

震洋艇を格納するために、1945年6月、予科練の若者たちは震洋格納庫を構築する作業に従事した。

美保周辺には格納庫が9箇所残っている。


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