八高線 多摩川橋梁 東京都 昭島市 宮沢町 3-15-1 北緯35度41分48秒 東経139度21分49秒 |
2022年 |
太平洋戦争の終戦から僅か9日目の昭和20年8月24日午前7時40分頃、八高線小宮〜拝島の多摩川鉄橋にて、上り下りの旅客列車が正面衝突した。 衝突による衝撃や多摩川の濁流に流されるなどして、少なくとも105名が死亡した。 この大惨事は、日本鉄道史上でも有数の事故である。 この事故は、折からの豪雨の中で発生し、犠牲者の多くは終戦とともに故郷に向かっていた復員兵や疎開先から自宅に帰る人々であった。 鉄橋付近から発見された二対の車輪は衝突車輌のものと推測され、事故を後世に伝える目的で設置されている。 |