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小型機 JA5300 長崎空港で機首部下面を接地

2000年10月23日、訓練のため長崎空港を離陸し、空中操作訓練中、前脚がダウン・ロックできなくなり、午後1時12分、教官の操縦により主脚のみで長崎空港のA滑走路に着陸した際、滑走路に機首部下面を接地させながら滑走し、機体を損傷した。

同機には、教官ほか訓練生2名計3名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。

機体は中破したが、火災は発生しなかった。

本事故は、同機の前脚作動機構のドラッグ・ブレースとブレース・アームを結合する2本のボルトが疲労破断により抜け落ちたため、前脚がダウン・ロックできなくなり、同機が主脚のみで着陸し、滑走路に機首部下面を接地させた状態で滑走路上を滑走した際、機体を損傷したことによるものと推定される。

事故機(JA5300)


JA5300
2007.12.04  鹿児島空港にて撮影


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