スポッターズ的ひこうき写真館                                               飛行機


エールフランス A330-200が大西洋上で墜落

2009年6月1日、エールフランスのA330-200(エールフランス447便;リオデジャネイロ→シャルルドゴール)が大西洋上で行方不明になり、約1週間後に墜落しているのが確認された。

乗員12名、乗客216名の全員が行方不明または死亡した。

レーダーから機影が消える直前には、高度3万5000ftを速度453ktで飛行していた。

現場海域は水深が深い(平均深度3,600m)ため、ブラックボックスの回収には困難を極めたが、2011年5月1日に水深4,000メートルの海底から発見された。

正確な事故原因は定かではないが、飛行中に電子機器および与圧システムに異常が生じ墜落した可能性が大きいと推測されている。

A330による全損事故はこれが5件目だが、1件は試験飛行中の墜落、1件は化学薬品による地上での損傷、2件はテロによる地上での破損であったため、航空会社による運航中の全損事故は、これが始めてであった。

事故機


F-GZCP  A330-203
2008.11.01  成田国際空港にて撮影


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