スポッターズ的ひこうき写真館                                                艦船


海上自衛隊 ヘリコプター搭載汎用護衛艦 はつゆき型

「はつゆき」
1982.03.23 就役
2010.06.25 除籍

DD122

「はまゆき」
1983.11.18 就役
2011.03.14 除籍

DD126

「まつゆき」
1983.04.07 起工
1984.10.25 進水
1986.03.19 就役

DD130
「しらゆき」
1983.02.08 就役

DD123
「いそゆき」
1982.04.20 起工
1983.09.19 進水
1985.01.23 就役

DD127
「せとゆき」
1986.12.11 就役

DD131
「みねゆき」
1984.01.26 就役

DD124
「はるゆき」
1982.03.11 起工
1983.09.06 進水
1985.03.14 就役

DD128
「あさゆき」
1983.12.22 起工
1985.10.16 進水
1987.02.22 就役

DD132
「さわゆき」
1984.02.15 就役

DD125
「やまゆき」
1983.02.25 起工
1984.07.10 進水
1985.12.03 就役

DD129



個々の護衛艦にもヘリコプターを搭載することとなり、計画、建造された第一世代のヘリコプター搭載汎用護衛艦である。

護衛艦隊の各護衛隊の編成が、いわゆる八八艦隊とされるにあたり、その基本構成艦(ヘリコプター搭載汎用護衛艦)として位置づけられている。

従来の護衛艦は、対潜あるいは対空など任務を特化して建造されていたが、はつゆき型より各種兵装を取り揃え、基本的に単独でも一通りの任務に当たれる設計となっている。

CICは従来の艦では艦橋にあったものが、船体内部へと移動し防御力を高めている。

これは、それまでの艦の指揮は艦橋で執るもので、艦橋に近い方が便利であったが、近代戦ではもはや艦橋から外界を目で見て判断するような戦いではなく、より安全な艦内の作戦室でデータを元に戦闘指揮する時代へと移り変わったことを意味している。

上部構造物には軽含金が使用されているがフォークランド紛争の教訓から、8番艦「やまゆき」以降の艦上部構造物は鋼製とされている。

艦名は天象気象の用語のうち「初雪」、「白雪」、「峰雪」、「沢雪」、「浜雪」、「磯雪」、「春雪」、「山雪」、「松雪」、「瀬戸雪」、「朝雪」、「島雪」など「雪」に関する名称が付けられている。


主要諸元
全長 130.0m
全幅 13.6m
速力 30kt
基準排水量 2,950t
喫水 4.1m
深さ 8.5m
満載排水量 3,700t
乗員 200名
主要兵装 76mm62口径単装速射砲×1
CIWS20mm機関砲×2
短SAMシースパロー8連装発射機×1
ハープーンSSM4連装発射機×2
3連装短魚雷発射管×2


トップへ  戻る


JMSDF Japan Maritime Self Defense Force Destroyer