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陸上自衛隊　６０式装甲車

６０式装甲車は、初の国産装甲車である。Armored Personnel Carrier（装甲兵員輸送車）を略して60APC（ロクマルエーピーシー）と呼ばれることもある。

車体後部に乗せた普通科隊員（歩兵）を敵の銃弾や榴弾の破片から守りながら、前線まで送り届けることを主な任務としている。

１９６０年９月に制式化され１９７２年までに４２８両が生産され普通科連隊や戦車大隊などに配備されていた。

制式化から約４０年も経過することもあり、老朽化の激しい車体も多く、それほど遠くない将来には全て退役する可能性がある。


主な配備部隊
主要諸元
　第１８普通科連隊　（真駒内駐屯地）
　第２７普通科連隊　（釧路駐屯地）
　第７２戦車連隊　　（北恵庭駐屯地）
　第７３戦車連隊　　（南恵庭駐屯地）
　第　７偵察隊　　　（東千歳駐屯地）
　第　７施設大隊　　（東千歳駐屯地）
　第　７高射特科連隊（静内駐屯地）
　第　７後方支援連隊（東千歳駐屯地）
　第　３戦車大隊　　（今津駐屯地）
　第　４戦車大隊　　（玖珠駐屯地）
　第　９戦車大隊　　（岩手駐屯地）
　第１０戦車大隊　　（今潭駐屯地）
　第１２戦車大隊　　（相馬原駐屯地）
　第１１０施設大隊　（滝ヶ原駐屯地）
　普通科教導連隊　　（滝ヶ原駐屯地）
　戦車教導隊　　　　（富士駐屯地）		 全備重量 １１.８t
全長 ４.８５ｍ
全幅 ２.４０ｍ
全高 １.８９ｍ
最高速度 ４５km/h
乗員 １０名
武装 １２.７mm重機関銃
７.６２mm機関銃
メーカー 三菱重工、小松製作所


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JGSDF Japan Ground Self Defense Force Armored Personnel Carrier