スポッターズ的ひこうき写真館                                               軍用機


航空自衛隊 E-767 空中警戒管制機

B767の軍用型でAWACS(Airborne Warning and Control System;空中警戒管制機)

AWACSの導入を検討しているうちに、アメリカ空軍など世界中で使用されているAWACSの母体機であるB707が生産ラインを閉じてしまった。

そこで、ボーイング社はB767-200ERを母体とするAWACSを提案し、航空自衛隊はE-767の初ユーザーとなった。

E-767と既存のE-2C早期警戒機(AEW)を使い分けることにより、日本領空と周辺空域の空中からの警戒官制態勢をより強力なものとしている。

地上のレーダーサイトでは電波の特性上探知できない低高度進入目標や遠方から進入してくる航空機、艦船などを探知・追尾する任務を有する。

機体は民間旅客機として開発されたB-767をベースとしていて、E-767の初号機となった機体は1994年10月初飛行に成功した。

レーダードームを備えた完全な姿での初飛行は1996年8月
航空自衛隊への導入は1998年3月

ロートドームは、毎分6回転する。直径9.14m、厚さ1.83m、重さ6.8t

*********************************************************************
第601飛行隊第2飛行班(浜松)

模型

*********************************************************************

64-3501

64-3502

74-3503

84-3504

*********************************************************************
航空自衛隊50周年記念 

74-3503

84-3504
ウィングロードを軽快に飛行するE-767とE-2Cの機体が描かれ、爽やかなイメージを出すためにブルーを基調としたデザインとなっている。

*********************************************************************
ジュニア

74-3506


主要諸元
全幅 47.57m
全長 48.51m
全高 18.85m
主翼面積 283.3m2
推力 27,900kg
乗員 パイロット 2名
ミッションクルー 19名
最大離陸重量 174,600kg
最大速度 850km/h
実用上昇限度 40,000ft
航続距離 9,200km
警戒滞空時間 10時間
警戒半径 1,300nm
推定価格 543億4,800万円
初飛行 1996.08.09
ロートドーム直径 9.14m
ロートドーム厚 1.83m
配備部隊 警戒航空隊 飛行警戒管制隊(浜松)


トップへ  戻る


JASDF Japan Air Self Defense Force E-767