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フェデラルエクスプレス MD-11が成田空港で着陸に失敗

 2009年3月23日 午前6時48分頃、成田空港RW34L(A滑走路)に着陸しようとしたFEDEX80便 MD-11F(N526FE;製造番号48600)が強風にあおられ着陸に失敗し炎上し、乗員2名が死亡した。

 事故当時の気象条件は、北風40Kt、視程1,000m程度、気温12℃、露点−2℃でウィンドシアーが発生していた。

 当該機は接地後に滑走路で二度大きくバウンド、左主翼を滑走路脇の芝生帯に接触し、そこを起点に大きく傾いて裏返しの状態で地上に激突・炎上し大破した。

 1978年5月20日の開港以来、成田空港での全損事故は初めて。また乗員・乗客が死亡したのも初めてであった。

事故機(N526FE)


N526FE  MD-11F
2007.05.04  成田国際空港にて撮影


残骸




2009.04.04  成田国際空港にて撮影


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