スポッターズ的ひこうき写真館                                            ヘリコプター


ヘリコプターの部屋 ヒューズ369E

旧ヒューズ社がアメリカ陸軍の軽観測ヘリコプターとして開発したOH-6と民間型の500HSが原点である。

いろいろなシリーズが開発され、エンジン出力を増加して高温高地性能を向上させた500Cは、メインローターの枚数を増やし、V字尾翼からT字尾翼に変更、低速から高速までの運動性能を高めた。

また、機首の形状を突き出す形に変更したことにより、キャビンスペースが広がり、操縦席での下方視界が向上した。

国内では、旧エースヘリコプターが数多く購入して、薬剤散布などに使用した。

現在では、国内の薬散需要が減少し、徐々に海外に売却されている。

日本における名称はヒューズ369Eとして国土交通省に登録されている。

登録数は4機(2008年8月末現在)であるが、この他に陸上自衛隊ではOH-6として多数が運用されている。


主要諸元
エンジン アリソン250-C20B×1
メインローター直径 8.05m
テイルローター直径 1.40m
全高 2.56m
胴体全長 7.50m
全幅 1.40m
メインローター面積 50.8m
機体重量 654kg
最大重量 1,361kg
搭載量 707kg
最大速度 257km/h
ホバリング限界高度 2,591m
地面効果なし 1,829m
上昇限度 4,481m
航続距離 515km
乗員 2名
乗客 3名
製造 MDヘリコプターズ
初飛行 1982年10月22日


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HUGHES 369E