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小型プロペラ機 JA3721 大阪の国道に不時着

2008年8月19日午前、大阪府八尾市の国道に2人乗りの小型機が不時着した。

「左旋回中にエンジンへ燃料が供給されなくなり停止した。」とのパイロットの証言により、事故原因は燃料系統のトラブルと推定されている。

この事故では、看板や駐車中の車に接触し損傷させていたことが地上では人的被害はなく、搭乗員2名も軽傷で死者は出なかった。

事故機は第一航空(八尾市)が2001年に中古機として購入。2008年4月には自動車の車検に当たる「耐空検査」を実施したが、異常は見当たらなかった。

なお、当該機は1997年12月20日にも群馬県邑楽郡千代田町上空にて、スカイダイビング練習生1名が同機から降下した直後、練習生の左肘が当該機の右水平安定板の前縁中央部に接触し、練習生が負傷するとともに、機体が破損(中破;尾翼の右水平安定板が変形)する事故を起こしている。

事故機


JA3721
2008.05.01  松山空港にて撮影


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