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プルコボ航空 Tu-154M墜落

2006年8月22日、プルコボ航空612便(乗員10名、乗客160名)のTu-154Mがウクライナ東部のドネツクの北 約45kmに墜落し、乗員乗客170名全員が死亡した。

当該機はアナパ空港(黒海のリゾート地)からプルコボ空港(サンクトペテルブルク)に向かっていたもので、巡航高度10,000mを飛行中に緊急事態をつげる信号を発信し、その2分後にレーダー画面から機影が消え、約2時間後に残骸が発見され墜落が確認された。

旅客機の事故の大部分は離着陸時に発生するが、この事故のように巡航中の事故例は少ない。

事故原因は乱気流に巻き込まれたものと推測されテロの兆候はないと否定されている。詳細な事故原因については調査が継続されているが、乱気流説が有力で、当該機が飛行していた周辺には激しい雷雨が降っていて上空には雷雲によって激しい乱気流が発生していた。

事故機の同型機(事故機はRA-85185)


RA-85800  Tu-154M
2006.08.20  成田国際空港にて撮影


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