D51は1936年から1944年の期間に1,115両が製造された。日本全国で使用され通称「デゴイチ」と呼ばれて蒸気機関車の代名詞ともなっている。D51は貨物列車用として設計製造されたもので強力な牽引力を持っている。また山岳地方では旅客用としても活躍していた。
「D51 609」とは4つの動輪を持つ51型テンダー機関車(石炭と水を積んだテンダーをつないでいる型式の機関車)のことで、この型のうち609番目に製造されたことを意味している。
主要諸元 |
| 長さ |
19.73m |
| 幅 |
2.94m |
| 高さ |
3.98m |
| 重さ |
機関車 |
空車時 |
68.5t |
| 運転時 |
76.8t |
| テンダー(炭水車) |
空車時 |
18.2t |
| 運転時 |
46.2t |
| 運転時の全重量 |
123.0t (大型バス約10台に相当) |
| 牽引力 |
950t (貨車約47両) |
| 最高時速 |
85km/h |
| 製造年月日 |
1941年3月17日 |
| 廃車年月日 |
1972年12月9日 |
| 製造所 |
日立製作所 笠戸工場(山口県下松市) |
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