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旧日本軍 特攻兵器「回天」十型 試作型



特攻兵器「回天」十型 試作型
2014.08.13  広島県呉市 大和ミュージアム

北緯34度14分29秒 東経132度33分17秒

「回天」は、人間が魚雷を操縦しながら、目標とする艦艇に体当たりする特攻兵器で「人間魚雷」とも呼ばれていた。

一型、二型、四型、十型などのタイプがあり、実戦投入されたのは「九三式酸素魚雷」を用いた一方のみで、約420基が製造された。

戦没者は搭乗員だけでも100名以上にのぼり、その多くが20歳前後の若者であった。

展示されている「回天」十型は、潜水艦用の電気推進魚雷である「九二式魚雷」を利用し、本土決戦の近距離用に開発されたものである。


主要緒元
全長 9.0m
操縦室直径 0.7m
胴体直径 0.53m
全重量 2,500kg
速力 8ノット
航続距離 30km
装備 頭部弾頭炸薬300kg
乗員 1名


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