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三景艦 主砲々砲弾



三景艦 主砲々砲弾
2014.08.13  第1術科学校(広島県 江田島)

北緯34度14分45秒 東経132度28分22秒

展示されている砲弾は日清戦争の黄海々戦において日本艦隊の主力として活躍した三景艦松島・橋立・厳島の主砲の砲弾である。

当時の清国海軍の主力艦定遠及び鎮遠は、主砲としてドイツ製クルップ式20口径30.5cm連装砲2門を搭載し、舷側は356mm装甲板で防備禦されていた。

一方、当時の日本海軍最大の砲はクルップ式26cm砲で巡洋艦浪速・高千穂に2門づつ搭載しているに過ぎなかった。

日清間に風雲急を告げるとき、これに対抗するため松島・橋立・厳島を建造し、フランス海軍に依頼して製作した主砲38口径32cm単装砲1門づつを搭載した。


主要緒元
全長 975mm
全重量 450kg
装薬量 220kg
炸薬量 10kg
最大射程 8,000m
初速 650m/s


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