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Boeing 727

プロペラ機が主流だった中・短距離路線にジェット機を導入する目的で開発された第2世代の旅客機である。

胴体はB707のものを継承し、優れた離着陸性能を持たせるために主翼前後縁全幅にわたって高揚力装置を設けている。

エンジンを機体後部に配置し、高い上昇性能が要求されたため3発機となった。

基本型の100型、ストレッチ型の200型、近代化型の200型アドバンスなどが存在する。
1984年に製造が終了したが、トータル1,832機が造られた。

当時のジェット旅客機としては最大の生産数誇った。



旅客型

貨物型
 コンチネンタル航空
 コンチネンタルミクロネシア航空
 マイアミ航空

 アジアパシフィック航空
 イラク 要人特別機
 セネガル 要人特別機
 ジブチ 要人特別機
 マリ 要人特別機
 ナイジェリア 要人特別機
 モーリタニア 要人特別機
 ガンビア 要人特別機
 コンゴ民主共和国 要人特別機
 コートジボワール 要人特別機

B727-200 B707の実用就航前から3発機案をまとめて短中距離用の機体として開発した。
複雑な高揚力装置を採用し、主翼は低翼とし、尾翼はT字型でエンジンをすべて後部にまとめた。


主要緒元

100型 200型 200型Adv.
全長 40.59m 46.68m 46.7m
全幅 32.92m 32.92m 32.9m
全高 10.36m 10.52m 10.85m
機体重量 40.370t 44.905t 44.6t
主翼面積 157.9m 157.9m
最大離陸重量 68.9t 78.2〜86.4t 86.4t
巡航速度 880km/h 920km/h 964km/h
航続距離 3,100km 2,170
〜3,160km
4,600km
標準座席数 129席 163席 189席
乗員

3名
初飛行 1963.02.09 1967.06.27
総生産数 1,832機


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