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エアポート出撃ダイアリー #0751 2010年11月29日(月) 福岡空港

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■行程
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0725;福岡空港  1620;機材撤収

 0510    起床
 0645    コートホテル博多駅前 1011号室から出撃
 0725〜0945 アクシオン福岡
 1010    福岡空港ターミナルにて食料調達
 1035〜1340 榎田中央公園
 1350〜1525 水門の上
 1535〜1620 榎田中央公園
 1620    機材撤収
 1630    福岡空港国内線ターミナル着
 1650    搭乗手続き完了
 1700    福岡空港セキュリティーを通過

  搭乗便;スカイマーク020便、定刻;福岡(1800)→羽田(1930)
  機材 ;B737、レジ;#3NC(サクランボ)、搭乗ゲート;4番、座席;17A

    1818 プッシュバック
    1824 タキシング開始
    1828 福岡空港RW16より離陸
    1941 羽田空港RW34Lへ着陸
       羽田空港スポット22番に到着
    2000 羽田空港セキュリティーを出場

 2015    VIPスポットの状況を確認
 2200    帰着

 ※朝一番の撮影ポイントには「アクシオン福岡」を選択したが、博多駅から
  は福岡空港で「バスを乗り換えるのしかないのかな?」と思っていたが、
  博多バスセンターから直接アクシオンに行かれる系統(39-B)を発見した。
  この路線を利用すれば、移動時間の短縮効果は大きい。

 ※緩い遠征日程を組んだので、羽田空港に到着しても元気満々。第二ターミ
  ナルまで歩いてVIPスポットの状況確認をする余裕まであった。バングラデ
  ィシュ要人特別機を期待していたが、VIPスポットは空っぽだったのでモノ
  レールに乗車し全遠征日程を終了した。


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■コンディション
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天候;快晴 のち 晴

0700 視程;35km、気温; 5℃、風速;10kt(5.1m/s)、風向;170(南)
1200 視程;30km、気温;13℃、風速; 8kt(4.1m/s)、風向;160(南南東)
1600 視程;30km、気温;14℃、風速; 3kt(1.5m/s)、風向;320(北西)

使用滑走路;0725〜1620 RW16


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■収穫
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日本航空   B777 嵐JET
全日空    DHC-8 エコ塗装(緑色)
中国東方航空 B737 緑色の特別塗装
中国際航空  B737 白牡丹


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■その他の主な飛来機
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フジドリームエアラインズ ERJ170 JA01FJ(赤)
フジドリームエアラインズ ERJ170 JA02FJ(青)
フジドリームエアラインズ ERJ170 JA05FJ(オレンジ)

全日空  B777-300 ガンプラ30周年記念
日本航空 DHC-8   ハッピーターン号
日本航空 B777   COP10
ヘリコプター    JA05CF

航空自衛隊 T-4、CH-47J、YS-11、C-1
水産庁   JA121N


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■出撃後記
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今回の福岡遠征の日程は緩かった。

本来であれば土日だけの1泊2日で日程を組むのだが、今回は月曜日に休暇を
頂き2泊3日、つまり航空祭後にヘトヘトになりながら帰らなくて済むのであ
る。

疲労感いっぱいの航空祭後には、ゆっくりシャワーを浴びてビールを飲みなが
らデータの整理。

後泊付きは楽チンです。

また、後泊を付けてもコスト面での圧迫感も少ない。

宿泊代
1泊目;5,775円
2泊目;3,900円

飛行機代(スカイマーク)
日曜日;12,800円
月曜日;10,800円

宿泊代は利用客の少ない日曜日泊は安い。
飛行機は日曜日よりも月曜日の方が安い。

つまり、後泊を付ける事により宿泊代として3,900円のコストアップになるが、
飛行機代が2,000円安くなるので、たったの1,900円アップで済んでしまう。

1,900円アップするだけで、航空祭後にゆっくりできるし、撮影日程も1日延
長。

これは有意義なお金の使い方だと思う。
人間は楽を覚えるものなので、次の宮崎遠征(新田原)も後泊付きとした。


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■エアポート雑記帳 ; カラス
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腹が減っては戦はできぬ。でも、ノンビリ食べていたら活動時間が短くなるし、
その隙に特別な機体が飛んでこないとも限らない。いや、そんな時に限って大
きな獲物を撮り逃がす事になるものだ。

過去には、成田空港のマクドナルドの店内でノンビリとハンバーガーを食べて
いたら、フェデラルエクスプレスのパンダ号が目の前を通り過ぎた。もちろん、
撮り逃がし、そしてパンダ号とは二度と出会う事はなかった。

こんな体験は数多とあるので、出撃中はノンビリと食事をするのが怖い。

幸い、本日は天気も穏やかであったので、コンビニで弁当を購入し撮影ポイン
トの草むらに座って食事をとることにした。

弁当喫食開始

外で食べるのも開放的で気持ちが良いものである。っと、気分を良くしていた
ら、ナニやら視線を感じた。

カラスが二羽、こちらの様子を伺っている。かなりの至近距離である。

カラスは野鳥のクセに可愛くもナントもないし、真っ黒で気味が悪いし、近く
で見ると意外にデカイし。単なる厄介者の害鳥じゃん。

「あっち行け!」って石を投げてやったが、一向に逃げない。
いや、むしろ、距離を近づけてきているようだ。

弁当を狙っているんだな!。まったく、厚かましい鳥だ!。
でも、どうせ暇だし、遊んでやりますか。

箸で一つまみの御飯をポイと投げる。

カラスは御飯を食べようと歩いてくるが、「あと少し」のところで脅かして追
い払う。

カラスには御飯を食べさせない。

そして、また、御飯から少し離れてみる。
カラスはまたまた、御飯を食べようと近づいてくる。

また追い払う。これを永遠と繰り返し、カラスと遊んであげた。

暫くすると、弁当喫食完了間近となり満腹にもなった。ただ、かなりの食材が
残っている。

残っている食材は、嫌いで食べられないわけではないが、好んで食べるほど好
きでもない物ばかりだ。

カラスに食べさせてみるか!

未だ、二羽のカラスたちは御飯粒すら食べさせてもらっていないので、かなり
待ちくたびれていた。

試しに、ソーセージを投げてみる。子供の頃の弁当に、頻繁に入っていた真っ
赤なアレだ。

二羽のカラスは、我先にとソーセージを奪い合う。
この争奪戦はカラスAの勝利。カラスBは、未だ何も食べていない。

ここで、面白い事を思いついた。
これだ → 残りの食材をカラスAだけに与えよう。

カラスBに餌を投げる振りして二羽の距離を遠ざけ、充分に離れた瞬間にカラ
スAに餌を投げる。

カラスは利口だと聞いていたがバカじゃん。
カラスBは、何度も何度も繰り返し、この作戦にコトゴトク填り、何も食べら
れなかった。

ワハハッハ。これは面白いぞ!

理由もなく差別を受けたカラスB、ここで怒りが頂点に達したらしい。
突然、カァー、カァーではなく悲鳴のような泣き声を上げた。

可笑しくて、笑い転げそうになり、何気なく空を見上げれば
なんと、カラスの大群が押し寄せていた。

30羽くらいは上空を旋回していたと思う。
カラスBの悲鳴を聞いて集まって来たに違いない。

カラスBの逆鱗に触れ、カラスの大群に襲われるのか?

かなりの恐怖を感じたが、弁当をしまうと、いつしかカラスの大群は姿を消し
た。

カラスは仲間を呼び集める事ができるんですねぇ〜。
いやはや、驚きました。


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■出撃経費 ; 19,066円
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西鉄バス(博多駅→アクシオン;340円)、西鉄バス(宝満尾→福岡空港;160
円)、飛行機(スカイマーク;10,800円)、東京モノレール(470円)、JR東日
本(130円)、地元の路線バス(190円)、朝食(スペシャル海苔弁当;448円)
、昼食(絶食;0円)、夕食(焼き鯖棒寿司;630円)、午後の紅茶 茶葉2倍
ロイヤルミルクティー(158円)、キリン ラガービール(290円)、サッポロ
黒ラベル(290円)、芋焼酎 それから 水割り缶(240円)、キリン 淡麗生(2
22円)、トリスハイボール(168円)、コインロッカー(300円)


本日のGPSログ

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