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エアポート出撃ダイアリー #0581 2009年1月11日(日) 陸上自衛隊 習志野駐屯地

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■行程
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0855;習志野演習場  1240;機材撤収

   0610    起床
   0725    出撃
   0815    陸上自衛隊 習志野演習場 到着
   0820    開門
   0830    手荷物検査待ち
   0855    手荷物検査を通過
   0910    撮影場所確保 スタンバイ完了
   1100〜1200 平成21年初降下訓練を見学
   1240    習志野演習場を離脱(機材撤収)
   1420    帰着


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■コンディション
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天候;快晴、風向;北北西、風速;2m/s、気温;6.2℃

 ※風向風速および気温は気象庁のアメダス(午前11時;千葉県 船橋市)を
  基に構成


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■装備品展示
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地対空誘導弾 PAC3 49-3021 習分基 1高
高機動車      06-1639 空挺団 1普 2
軽装甲機動車    05-0600 空挺団-3普 9


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■陸上自衛隊 習志野駐屯地
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所在地 ;千葉県船橋市薬円台3-20-1(習志野演習場は習志野駐屯地の隣)
アクセス;新京成電鉄薬園台駅から路線バスで「北習志野団地入口」へ約5分
     JR総武線津田沼駅北口から路線バスで「北習志野団地入口」へ約10分

主な配備部隊
 ・中央即応集団;第1空挺団、特殊作戦群
 ・第316会計隊
 ・第320基地通信中隊習志野派遣隊
 ・第127地区警務隊本部
 ・東部方面情報保全隊習志野派遣隊
 ・習志野駐屯地業務隊

※これらの他に、航空自衛隊 習志野分屯基地(第1高射群 第1高射隊)が配備
 されている。


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■出撃後記
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第1空挺団の初降下訓練に参加したのは4年ぶり5回目
4年も経つと、色々と印象やシステム、そして行動に不都合が生じた。

初降下訓練といえば「とにかく寒い」という印象が強い。一般人の見学場所は
吹き曝しの小高い丘の上なので風通しが良すぎてトニカク寒かった。

しかし、地球温暖化の影響なのか?、寒さに対して忍耐力が強くなったのか?
理由は定かでないのだが、本日はサホド寒くは感じられなかった。

この程度の寒さなら、毎年でも参加したいイベントである。

次に、入場時の手荷物検査
それはそれは、厳重な手荷物検査が行われ、検査場を通過するまで30分近く経
過した。

在日米軍のイベントでは、厳重な手荷物検査が行われていることもあるが
自衛隊で、これほど入念な手荷物検査を受けたのは始めてである。

これって、今年限定なのであろうか? それとも初降下訓練の時には恒例にな
のだろうか? 詳細情報は持っていない。

最後に撮影ポイントの選定を誤った。

最前列を確保できそうな場所を適当に確保したが、スピーカーから遠く場内放
送が全く聞こえなかった。

従い、演習の状況設定や進行状況は全く把握できなかった。所謂 ツンボ桟敷。

次々に飛んでくるヘリコプターを黙々と撮影するだけであったので、今一物足
りなかった。

最前列で撮影できたので、まっ良いけど。


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■エアポート雑記帳 ; 胃腸薬「正露丸」
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胃腸薬「正露丸」は日露戦争前、腸チフスなど感染症の予防のため、当時の陸
軍軍医学校が開発したのが起源とされている。

開発当初はロシアを征服するという意味を込めて「征露丸」と名づけられ、服
用を奨励していた。

海外、特に戦闘状態において腹痛を患っては作戦に支障をきたす恐れがありま
すものね。

日露戦争終結後には製造販売が民間業者に開放され、旧日本軍は1906年に
は正式な装備品としての配給を廃止していた。

それから、約100年経過

旧日本軍は存在しないが、自衛隊には正式な装備品として復活した。

採用されたのは、大幸薬品「セイロガン糖衣A」

2008年3月、国連ネパール支援団(UNMIN)に参加する自衛隊員に配
給された。

本日 執り行われた演習でも、正露丸を服用して臨んだ隊員も居たのかも知れな
い。


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■出撃経費 ; 2,992円
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東葉高速鉄道(770円)、昼食(うま辛ラーメン塩味の大盛、チャーマヨご飯;
1,000円)、発泡酒(222円)、宿泊代(1,000円)


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