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エアポート出撃ダイアリー #0575 2008年12月11日(木) 那覇空港

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■行程
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0820;那覇空港  1740;機材撤収

 0610    起床
 0700    ホテルラッソ那覇泊港から出撃
 0700〜0820 移動(ゆいレール+那覇バス)
 0820〜1740 瀬長島
 1905    ホテルラッソ那覇泊港に一時帰着
 1905〜1955 小休止、データ整理、ビールで給水
 1955〜2100 夕食と水分調達の旅
 2100    全日程終了


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■コンディション
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天候;ほぼ快晴

0830 視程;25km、気温;21℃、風速; 6kt(3.1m/s)、風向;040(北東)
1300 視程;30km、気温;25℃、風速; 6kt(3.1m/s)、風向;120(東南東)
1700 視程;25km、気温;23℃、風速;11kt(5.7m/s)、風向;360(北)

使用滑走路;0820〜1740 RW36


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■収穫
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ガズプロムアビア航空 ファルコン


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■その他の主な飛来機
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全日空       B777-200  スターアライアンス
全日空       B747-400D ピカチュウジャンボ
全日空       B767-300  日本だからできる、新しいオリンピック
日本航空      B767-300  日本だからできる、新しいオリンピック
香港エクスプレス  B737
航空自衛隊     F-4    機種と尾翼部分が緑色の特別塗装(詳細不明)
国土交通省     Saab2000


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■トピックス;ゴーアラウンド頻発
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ゴーアラウンドが頻発しすぎて、正確な記録を残せなかったが
記憶の範囲内では以下の通りである。

午前10時49分頃
着陸直前の全日空機に対し、管制塔からゴーアラウンドの支持がでた。これは、
直前に着陸した戦闘機(F-4ファントム)が滑走路上に何かを落としたらしいと
のことで、滑走路点検のためになされた措置であった。続く日本航空機にもゴ
ーアラウンドが支持され滑走路は閉鎖された。点検を終えた午前10時58分頃滑
走路オープン。この間、ずっと待ち続けていたスカイマークから「早くしてオ
クレ」との苦情。優先的に離陸させるために、既に着陸態勢に入っていた海上
自衛隊P-3Cに「ゴーアラウンドして」のお願いを発信。P-3Cは快く受け入れゴ
ーアラウンドした。

これとは別に、もう一件
2機編隊のF-4ファントムが離陸体制に入ったが、直前に着陸した機体が滑走路
を離脱できずに1番機がゴーアラウンド。2番機はそのまま着陸した。1番機は周
回コースを一回りし着陸したが、その直後の日本トランスオーシャン航空は1番
機が滑走路中に残っていたためにゴーアラウンド。ドミノ倒し的に次々にゴー
アラウンドした。


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■出撃後記
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自分自身に課している掟が幾つかあり、それらの掟のひとつは「撮影中は飲酒
厳禁」

アルコールを飲みながら事を起こすと、最悪な結果のみが積もることを学習し
ているからである。

でも、那覇だけは特別に例外で、撮影ポイントに到着直後からワンカップ泡盛
を飲み始める事にしている。

暖かい気候の下、のんびりと海を見ながら飲み干す泡盛の味は格別であり、「
今年も1年間ご苦労様でした。」っと自分自身への御褒美の意味合いが強い。

美味いんだな! これが!

更に天気は快晴。あまりに気持ちが良いので裸足になり膝まで海に浸かった。

海に入るなんて何年ぶりだろうか!?
気分は最高になり、いつしか時間の経つのも忘れていた。


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■エアポート雑記帳 ; 背後霊
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科学で割り切れない事など、世の中には幾らでもある。

100% 超常現象の存在を支持している私としては、この手の話題を全面否定
する輩には論戦を挑むことにしている。

ある日の事である。「幽霊なんていないし、宇宙人の存在なんてナンセンス。」
っと、私に喧嘩を売ってくる奴が現れた。

チョイと待ちな!
どうすれば「存在しない」ことを立証できるの?

激論の火蓋が切られた。

例えば、刑事事件の裁判において、検察側は「やった」ことを立証していく。

「やっていない」事が認定されたのではなく、「やった」ことを充分に立証で
きていないときに無罪判決が出る。

即ち、「やっていない」ことを立証できているのではない。

何事も、「存在」の立証は可能でも「存在しない」ことを立証する事はできな
い。
つまり、幽霊も宇宙人も「絶対に存在しない」なんて事を立証する事など出来
やしないのである。

ここで、いつものように独自の理論展開に巻き込む。

君は科学の全てを理解しているの?
例え、ノーベル賞を受賞した大科学者であっても、科学の全てを理解している
わけではないんだよ。

それなのにどうして・・・ クドクド独自の理屈を連ねた。

ここで、「月は人工建造物説」を唱え始める。

君ねぇ。月の存在はどう思うの?

地球から月を見ると、見かけの大きさは太陽とピッタリ同じで、皆既日食がで
きるのは単なる偶然としては出来すぎじゃぁないの?
これって、月を作った宇宙人の悪戯なんだよね。

更に、月の自転周期と公転周期はピッタリ同じである。
幾らなんでも、これを偶然と片付けるのには無理がありますよね。

これも、月が人工建造物である証拠のひとつである。
自転周期と公転周期がピッタリ一致していると、地球からは月の裏側は決して
見えない。

見られては困るからである。

そう、月の裏側にはUFOの出撃基地が建設されているので地球から見えては困
るのである。

どうだ! 参ったか! 月は人工建造物で宇宙人も存在しているだろ!
勝った! かと思った。

ここから、激しい反撃を受けた。

相手は東京薬科大学卒で薬剤師の免許も持っているようなので、普通のアホで
も無いと思える。

反撃内容;それでは背後霊の存在も認めるの?

この問いに対しては「100% YES!」
背後霊が付いていないと幸せにはなれないんだよ。

この言葉に対して反論された。
「実はね。有史以来、死んだ人間よりも、今生きている人間の方が多い」との
こと。

ホンマかいな?
確かに、ここ100年くらいは人口爆発で急激に人類は増えている。

それでも、「これまでに死んだ人間<現在生きている人間」と言うのは俄には
信じがたい。

ホンマかいな?

食い下がったが、「キチンと計算はしていないけど・・・」との逃げ。真相は
闇の中。

万が一、「これまでに死んだ人間<現在生きている人間」これが成り立つので
あれば、背後霊の存在は否定されたも同然。

論破された気分になり、深く落ち込んだ。私には背後霊はいないのカモ知れな
いなぁ。


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■出撃経費 ; 7,989円
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ゆいレール(230円)、那覇バス(400円)、朝食(絶食;0円)、昼食(おにぎ
り4個;465円)、夕食(ラフティー+煮つけの定食;1,800円)、リプトン ザ
ロイヤルミルクティー(158円)、比嘉泡盛ワンカップ(186円)、比嘉残波泡
盛ワンカップ(349円)、オリオンドラフトビール(501円)、宿泊代(3,900円)


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