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エアポート出撃ダイアリー #0506 2008年4月28日(月) 高松空港

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■行程
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1015;高松空港  1510;機材撤収

 0605    起床
 0715    ビジネスホテル パレス高松308号室から仮出撃
 0715〜0720 移動(徒歩)
 0720〜0740 高松城跡 見学
 0740〜0825 移動(徒歩)
 0825〜0830 番町2丁目公園にて蒸気機関車を撮影
 0840    ビジネスホテル パレス高松308号室に帰着
 0840〜0900 小休止と荷物整理
 0900    ビジネスホテル パレス高松308号室から本出撃
 0938〜1015 空港連絡リムジンバス
 1015〜1030 高松空港展望デッキ
 1030〜1100 移動(徒歩)
 1100〜1510 さぬき子供の国
 1530    高松空港ターミナルデッキ 到着
 1550〜1625 空港連絡リムジンバス
 1650〜1936 坊ちゃんエクスプレスにて高松から松山へ移動
 1936    JR松山駅 到着
 1940    ターミナルホテル松山にチェックイン
 1940〜2015 小休止と荷物開梱
 2015〜2100 夕飯と水分調達の旅
 2100    全日程終了


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■コンディション
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天候;曇 のち 快晴

1000 視程;15km、気温;15℃、風速;3kt(1.5m/s)、風向;不特定
1400 視程;15km、気温;19℃、風速;6kt(3.1m/s)、風向;360(北)

使用滑走路;1015〜1510 RW26


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■収穫
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特になし


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■その他の主な飛来機
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海上自衛隊   TC-90(練習機) 徳島基地所属
ヘリコプター  JA123Y
小型プロペラ機 JA5327


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■高松市番町 番町2丁目公園
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保存展示車輌;C58 12
所在地   ;高松市番町
アクセス  ;JR駅から徒歩15分


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■高松城
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アクセス ;JR高松駅から徒歩2分
入館料  ;200円
観覧時間 ;欠測
休館日  ;欠測


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■出撃後記
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数ヶ月前までは、香川地方に関連する業務を行っていたこともあり、「高松空
港へは、香川出張の時に足を運べばイイや。」と思っていた。

しかしながら、香川出張が叶う前に人事異動になり、今となっては香川出張の
可能性はゼロに等しくなっている。

仕方がないので、今回の長期遠征に組み入れ、遠征経費全額自己負担での訪問
となった。

まあ、来て良かったかな。

そして、高松空港での全日程を終え、松山へと移動し明日に備える。


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■エアポート雑記帳 ; リヤカーマン
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4月11日は特別な日

この日が何の日かと言うと、初めて飛行機写真撮った記念日なのである。

この時は、会社の先輩から「成田に写真を撮りに行こう」と誘われ
当時は、取り分け飛行機が好きだという訳でもなかった。

成田なんて遠いので、あまり乗気ではなかったが
車に乗せて連れて行ってくれるという誘惑と
4月の季節柄、「屋外での活動も気持ちよさそうだな」という安易な気分で参加
した。

その日から、丸々10年以上が経過している。

飛行機写真には填まりに填まり
生活の全てが飛行機の写真を撮ることだけに費やされるように変化した。

あれから10年以上・・・ 長すぎます。

空港の右も左も判らず、夢中になって撮影ポイントを探した日。
要人特別機の写真をコレクションする味を思えた日。
成田空港、羽田空港以外の地方空港のノンビリムードを楽しむようになった日。

毎度毎度、漫然と空港に足を運んで来たようではあるが
振り返れば、少しずつ少しずつ、気持ちが揺れ動いてきた。

そして、10年を迎えて今。
空港へ向うファイトも薄れてきたし、ワクワク感も薄れてきた。

「飛行機の写真を撮り続けて、どうするの?」
「何が面白くて、飛行機の写真を撮り続けるの?」
「目的は何?」

これらの問いに対する答えが見つからなかった。

そんなある日、テレビで「リヤカーマン」なる冒険家のドキュメンタリー番組
が放送されていた。

リアカーマンこと永瀬忠志 50歳

彼は、リアカーに食料、水、テントなどの生活物資を積んで世界中を旅してい
る。

こんな事を30年間も続け、地球1周に相当する4万キロを走破しているらし
い。

そして、彼の旅は今でも続いている。

他人様から見れば、「リアカー引いて旅して何が面白いの?」って疑問を感じ
るだろう。

実際、番組終盤にリポーターから「何故、リアカーを引いて旅をするのですか?」
と質問された。

この質問に対し、彼は明確な答えを持ってる。

リアカーマン曰く;
「日常生活での1日はとても短い、1週間も短い。
1年経って振り返ると心に何も残こらない。
でも、リヤカーを引いていると1日はとても長い、1週間もとても長い。
リアカーなんか引いていても楽しくも何ともない。
ただ、振り返ってみるとリアカーを引いていた時間がとても愛おしい。」

この言葉に共感。

私も、深層心理では、「飛行機の写真を撮るためだけに、苦労した時間を愛お
しむに活動している。」のであろう。

この言葉に元気と勇気を補給され、満10年の倦怠期を乗り越え、春の遠征シ
ーズンをフル回転で活動できている。

なお、リアカーマンに共感できたシーンは、もう一つ。

1日中リアカーを引いて活動を終えると、必ず缶ビールを飲むという。
「この一杯の為に頑張る。」この心意気も持ち合わせていることが嬉しい。


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■出撃経費 ; 14,369円
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高速バス(坊ちゃんエクスプレス;3,900円)、空港連絡リムジンバス(1,480
円)、朝食(天ぷらぶっかけうどん;400円)、おやつ(ワッフルコーンバニラ
アイス;120円)、昼食(絶食;0円)、夕食(究極のグルメ定食、牛すじ煮込
み;1,970円)、キリン一番搾り(284円)、発泡酒(690円)、四国限定ラベル
日本酒(225円)、土産(さぬきビール;300円)、コインロッカー(600円)、
玉藻公園入場料(200円)、宿泊代(4,200円)


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