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エアトランセ

北海道におけるコミューター会社として2004年8月に設立された。

エアァシェンペクスは、医療機器メーカーの株式会社シェンペクス(本社:群馬県前橋市)の「はあと航空事業部」が発展した航空運送事業化をめざす会社である。設立当初は「はあと航空」であったが名称を変更し「エアァシェンペクス」となり2004年8月に「エアトランセ」に至った。

2000年8月から航空事業開始のための準備と調査を開始し、同年12月に事業化を決定した。(「はあと航空事業部」発足)

2001年5月の法人設立にあたっては、使用機材をドルニエ228に変更したうえで機体購入契約を締結して新たなスタートを切った。

このドルニエ228は、かつて日本エアコミューターが使用していた3機のうちの2機であり、この機材の共通性は、壱岐国際航空との間でコンサルタント契約締結を生んでいる。

使用機材 ; レイセオン・ビーチ1900Dエアライナー
路線   ; 函館〜新千歳、帯広〜新千歳、帯広〜函館
就航日  ; 2005年3月13日

路線は「はあと航空」当初から計画されていた帯広発の道内コミューター・ネットワークの基本構想を引き継いだもので、その基底にはこれも「はあと航空」時代に策定された、国や道からの補助金、助成金に依存することなく、北海道の民力で財源を確保していくというプランがある。

「北方圏都市間航空」という理念を掲げ函館〜とかち帯広路線に就航し、鉄道では約6時間かかっていた両地区が約1時間に短縮された。

だが、波乱に満ちた運命を辿ったが、2009年中頃には定期便だけではなく、不定期便やチャーター便事業から撤退した。

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Be1900D

JA016A

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Be1900D イルカの特別塗装

JA018A
クリスチャン・ラッセン氏 デザインのイルカマーキング
那覇〜下地島の不定期便に使用されている。


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Air Transse